電子ピアノを中古で買うメリットとデメリット

電子ピアノを購入する際、お店で新品を買うという方法以外に「中古の商品を買う」という選択肢もあります。

以前よりも中古品の市場が拡大している分、目当ての商品が探し出しやすくなったため、最近では新品ではなく中古の電子ピアノを購入する人も増えてきているようですね。

中古の電子ピアノを販売しているのは、地域のリサイクルショップや楽器店、インターネット等、さまざまです。

それでは、新品か中古品かによって、どういった違いがあるのでしょうか?

電子ピアノを中古で購入するのは、メリットだけではありません。デメリットもありますので、しっかりと知っておくことが大切です。

中古のデメリット

まず、デメリットを挙げるとすれば、新品とは違い中古品には在庫がないため、すべての商品がその時々の一点ものとなります。

そのため、なるべく早く欲しいと考えていても、目当ての電子ピアノを探すのに時間がかかってしまったり、購入しようか悩んでいる間に他の誰かに買われてしまうと、もう同じ型番の商品は見つからないという可能性もあります。

特に現行機種やその一世代前などの比較的新しい商品は、なかなかお目にかかれません。中古市場に多いのは、二世代以上前のものなんです。

また、中古の電子ピアノになりますと、無償で修理を受けられるメーカー保証期間を過ぎているものがほとんどだと考えた方がよいでしょう。

オークションやフリマアプリなど、お店ではなく個人間での取引の場合は、不具合の明記がなかったり、約束の日に届かなかったりといったトラブルになりやすいというリスクもありますので、十分に注意してください。

中古のメリット

では、電子ピアノを中古で購入するメリットとは何でしょうか。

中古の場合には、やはり購入する費用がとてもリーズナブルだという点が大きなメリットになりますよね。

もともと電子ピアノは、普通のピアノと比べてそれほど値段の高いものではありませんが、いざ購入するとなると、まとまった出費になるため、たとえ中古でも安く買うことができるのはとても助かるのではないでしょうか。 ⇒ ⇒ ⇒ 【楽天市場】中古電子ピアノ販売 ビッグ10

しかも、たとえば10万円前後で販売されている中古品は、新品時の販売価格が15~20万円くらいの商品だったと考えられます。これを5~10万円の新品の電子ピアノと比較してみると、古いとはいえ搭載されている鍵盤や音質は中古の商品の方が断然優れていると言えるでしょう。

ですから、「なるべく品質の良いものにしたいけど、予算は抑えたい」という方で、新品であることにこだわりがないのであれば、中古で電子ピアノを購入するのが一番おすすめです。

デメリットとしてメーカーの保証期間について挙げましたが、中古の電子ピアノには、それほど長い期間ではありませんが、販売しているお店の保証が付いていたりします。

その他に、中古で購入する場合、電子ピアノだけではなく電子ピアノのお手入れに必要な道具がセットになっていたり、オプション品も一式そろっているようなケースもあるので、こうした部分もメリットと言えるでしょう。

「中古の電子ピアノはちょっと…」という、中古の商品に対する不安や抵抗の声を聞くことがありますが、中古品だからといって「古くて状態が悪いものしかない」ということは決してありません。

マルとバツの札を持った女性のイラストなぜなら、「まだ全然使えるけど、引越先に置くスペースがないから」だったり、「買ったばかりだけど、上位機種が欲しくなってしまったから」等の理由で、それほど年数の経っていない電子ピアノを手放す人も多いからです。

ピアノを始める際、価格の面で悩むことがあるかと思いますが、新品の電子ピアノを購入するよりも、そのハードルを下げるてくれるという点から、中古電子ピアノという選択肢を考えてみてもよいのではないでしょうか。

キーボードやシンセサイザーとの違い

電子ピアノの購入を検討している人の中には、電子ピアノとキーボードやシンセサイザーを比較することもあるようです。

まずはじめに、「キーボード」とは、その名の示すとおり鍵盤(キー)を備えた楽器の総称です。電子ピアノ・エレクトーン・オルガン等、鍵盤を押すことで音が鳴る楽器は、すべて「キーボード」ということになります。

キーボードの画像しかし、一般的にキーボードと呼ばれているものは、さまざまな音源があらかじめ設定された、脚がなく移動しやすい形状をしたポータブルタイプの鍵盤楽器と考えてよいのではないでしょうか。

ピアノのようなサウンドを再現することも可能ですが、たいていの電子ピアノ(デジタルピアノ)の鍵盤数が88鍵や76鍵なのに対して、キーボードは61鍵盤が主流となっています。

一方、「シンセサイザー」はどういうものかというと、電子的な手法で音を合成(シンセサイズ)することができる楽器で、音源を操作するスイッチとして鍵盤(キーボード)がよく用いられます。

実質的にキーボードでもそう変わらないものが多くなっていますが、キーボードでは音色の細かな調整ができないものが多いのに対して、シンセサイザーは音色の調整もできるようになっています。

それでは、電子ピアノとキーボードやシンセサイザーの違いはというと何でしょうか。

電子ピアノの音色数はさほど多くないのに対して、キーボードやシンセサイザーは多彩な音色で演奏することが可能です。

シンセサイザーは近年、パソコンのキーボード等も使用して音楽を演奏することができるようになっていますし、演奏をするというよりも、どちらかというと音を作り、音楽を作り上げていくという目的で使用されることがほとんどになっています。ですから、既存の楽曲を演奏するには電子ピアノの方が良く、あまりシンセサイザーは向いていません。

また、キーボードやシンセサイザーは電子ピアノとは違い、ピアノを再現することに特化しているわけではありませんので、全体的に鍵盤のタッチが軽いものが主流です。「ピアノの演奏を楽しみたい」というのであれば、もちろん電子ピアノの方が良いでしょう。

その他にも、シンセサイザーにはスピーカーが内蔵されないので、アンプ付きスピーカーかヘッドホンが必須となります。電子ピアノであればわざわざアンプを用意する必要はなく、演奏すればそのままの音を聞くことができるようになっています。

このような違いをよく理解したうえで、電子ピアノを購入するようにしてください。
いろいろな音で演奏することができるキーボードやシンセサイザーは、とても魅力的に感じる部分も沢山ありますが、実際に自分で音楽を作ったりしないのであれば、さほど重要でないでしょう。

また購入する費用に関しても電子ピアノはリーズナブルだと言うことができます。

電子ピアノとピアノの違いとは

ピアノは、大きく分けてアコースティックピアノ(生ピアノ)と電子ピアノ(デジタルピアノ)の二種類があります。

アコースティックピアノと電子ピアノの参考画像

アコースティックピアノは、グランドピアノやアップライトピアノ等、いわゆる普段「ピアノ」と呼ばれているものになります。

ピアノは、鍵盤を押した力がハンマーを動かし、ハンマーが弦を叩いた振動が音を出す仕組みとなっていて、その振動は独特な広がりや響きを生み出します。

弦を水平に張った「グランドピアノ」がピアノ本来の形で、これを縦型にコンパクトにしたのが「アップライトピアノ」です。

この2つは、音を出す基本的な構造は一緒なのですが、ハンマーが弦を打つ仕組み(アクション)や音響部材である響板の形が異なるため、弾き心地や音色に違いが出てきます。

グランドピアノ
ピアノ本来の形で、弦を叩いたハンマーが元の位置に戻りやすい構造のため、トリル(鍵盤の連打)などの細かい表現ができます。また、内部の弦の長さも違うため、音の響きや表現力もぐっと広がります。
アップライトピアノ
グランドピアノをコンパクトにしたタイプ。フレームや弦、響板が上下に伸びるように作られているので、ハンマーも横から叩く構造になっています。グランドピアノに比べて、ハンマーが元の位置に戻るスピードが若干遅いため、細かい指の動きなどに限界があります。

一方、電子ピアノは電気を用いてピアノの音を奏でる電子鍵盤楽器で、ハンマーも弦もありません。

鍵盤を押すとその情報をセンサーで感知し、生ピアノから録音(サンプリング)した音をスピーカーから出すようにできています。そのため、ピアノと電子ピアノの構造は根本的に全く異なるのです。

音を出す構造の違いから、ピアノと電子ピアノの音色は基本的に違っていると言えますよね。

近年では、電子ピアノの性能が非常に良くなってきているため、音そのものはとても綺麗になっているのですが、スピーカーを通ることもあり、やはり生ピアノには敵わない部分があります。音の質に関しては、生ピアノの方が透き通っているような音色になります。

その他の違いとして、ピアノに比べると電子ピアノは鍵盤を押してから鍵盤が戻るまでの時間がゆっくりしているようです。そのため、ゆっくりとしたテンポの音楽であれば問題はありませんが、スピーディな曲を演奏したりする際には生ピアノの方が向いていると言われています。

しかし、自宅でピアノ曲の練習をしたり、簡単な音楽を作ったりするくらいであれば、電子ピアノでも十分に機能を発揮してくれるでしょう。近年では、生ピアノよりも電子ピアノを購入する方がリーズナブルで良いと言われることもあります。

人前で生演奏したりするのであれば、もちろん生ピアノで日頃から練習すると良いのですが、そうではなく自分の趣味のためにピアノを弾くのであれば、電子ピアノで十分なのではないでしょうか。

通常、アコースティックピアノの鍵盤数は、白鍵と黒鍵を合わせて88鍵です。電子ピアノの場合、鍵盤数の少ないものもありますが、88鍵ないと演奏できない曲は意外とあります。鍵盤の幅が狭いものもあるようなので、その点にも気をつけましょう。

他にも、ピアノと電子ピアノの違いはあります。

ピアノと電子ピアノとでは、重量がぜんぜん違います。グランドピアノが250~400kg程度、アップライトピアノが200~250kg程度に対し、電子ピアノの重量は40~80kg程度と軽量です。

また、電子ピアノは弾く音のボリューム調整やヘッドホンを標準装備として付けられるようになっているので、時間帯などをそれほど気にせずに使用することが可能です。生ピアノで同じことをするには、専用のユニットを取り付けること等が必要となってきます。

アコースティックピアノは、正しい音律を保つために定期的な調律を行い、維持していかなくてはならないという点でコストも掛かります。しかし、電子部品で構成されていないので、大切に使い、しっかりとメンテナンスをすれば、一生ものと言えるほど長く使い続けることができます。

電子ピアノのメリットとデメリット

自分の趣味のためや、レッスンをするという目的で、ピアノ購入を検討中の方もおられるかと思いますが、「ピアノ」と一言でいってもアップライトやグランドピアノだけではなく、近年では電子ピアノが人気を集めているようです。

電子ピアノの特徴は、種類豊富な音色やリズム、メトロノーム、録音機能など、電子楽器ならではの多彩な機能が搭載されている点ですが、アコースティックピアノと比較したときに、具体的にどのような「メリット」と「デメリット」があるのでしょうか?

電子ピアノのメリット

まず、購入する費用についてを挙げると、アップライトは安くても新品で50万円~、グランドピアノは軽く100万円を超えるのと比べて、電子ピアノなら高くても30万円台なので、「購入資金を貯める」「ローンを組む」といった金銭的な負担が少なくて済みます。

また、弾く頻度にもよりますが、アコースティックピアノは年に1~2回ほど調律をする必要があり、その費用は1回につき1万円前後かかるのに対して、電子ピアノは音程が狂うことはなく調律不要なので、維持費がかかりません。

普通のピアノと比べて気軽に始めることができるので、「ピアノを弾いてみたいけど、すぐに飽きてやめてしまったらどうしよう…」というような悩みを持っている人の最初の一歩として、電子ピアノは特におすすめです。

マルの札を持った女性のイラスト重量やサイズも比較的コンパクトなものになるので、置き場所や移動にも困るようなことはさほどないと言えるでしょう。

さらに、いろいろな音色やリズム、曲が内蔵され、練習に便利なメトロノームや録音機能など、普通のピアノにはない機能が充実しています。

自宅でピアノを弾く際、近隣に対しての騒音などが気になる部分ですが、電子ピアノなら音量の調節やヘッドホンを使えるので、練習の時間帯をあまり気にしなくてもよく、特に集合住宅などにお住まいの方に選ばれているようですね。

状況に合わせてボリュームが変えられるのは、とても助かります。

特にお子様の場合、練習で何時間も演奏を続けることがあるでしょう。音量の調整が可能なら、気の済むまで練習をさせてあげることができますし、練習したいときにたくさんピアノに触れさせてあげることによって、上達するスピードも速くなるようです。

電子ピアノのデメリット

反対にデメリットを考えてみると、電子ピアノは鍵盤のタッチが平坦であるため、表現力といった技術を身につけることが難しく、音色や音量をコントロールして演奏するということがあまりできません。

同じ強さで弾いたとき、アコースティックピアノの場合は弾き方によって音色や音質が変えられますが、電子ピアノだと自分で音のメリハリを付けられないので、ある程度上達した頃に物足りなさを感じることも。

自分で音を作り出すことができない電子ピアノの鍵盤ばかりを長く弾いていると、耳と指の感覚が発達せず、余計な力を入れて弾くのがクセになってしまったり、指は動いているのに表現力が伴わないということにもなりかねません。

習い始めたばかりの初心者ならともかく、いずれは本格的にアコースティックピアノを弾きたいと思っている人が、ずっと練習用として使うのには、電子ピアノはあまり向いていないと言えるでしょう。

バツの札を持った女性のイラストまた、電子ピアノと同じ感覚でアコースティックピアノを弾くと、タッチの違いを感じてしまい音の強弱が不安定になることも考えられます。

ピアノを習っていると毎年行われる発表会などがあるかと思いますが、そういうときは勿論アコースティックピアノを弾くことになります。電子ピアノに慣れすぎていると、タッチの感覚の差に上手く適応できなくなってしまうというリスクもあります。

それはペダルの踏み方にも言えることです。
電子ピアノのペダルは、適当に踏んでいてもそれらしく聞こえてしまうことが多いといわれ、もし電子ピアノでペダルをなんとなく踏むクセがついてしまうと、アコースティックピアノで弾くことになったときに直すのに苦労するかもしれません。

電子ピアノは楽器とはいえ、どちらかといえば電子機器という認識が強いので、本格的に音楽に取り組み、クラシックや難しい曲にチャレンジしたいという方には、もちろんアップライトやグランドピアノがおすすめです。


しかし、グランドピアノのように大きなピアノを自宅に置くスペースを作るのが難しいという人にとっては、電子ピアノのメリットは大きいと言えますよね。

ピアノを「弾く」「習う」のに、アコースティックピアノは決して必須というわけではありません。弾きたい曲や目的によって、電子ピアノとピアノのどちらが適しているかは異なるからです。

防音対策はどうしたらいい?

お家でピアノを弾く時には、演奏する時間に気をつけなければなりませんし、防音対策も考えなくてはいけませんよね。

ピアニストやミュージシャンなら、自宅の防音設備をしっかり整えることができるかもしれませんが、一般の人だとそれはなかなか難しいでしょう。

電子ピアノを初めて購入する人の中には、普通のピアノとの違いは電気を使用するということだけで、電子ピアノもピアノと同じように大きな音が出てしまうと思っている人もいるようです。

ヘッドホンの画像しかし、電子ピアノは音量の調整を行うことができますし、ヘッドホンを使用することが可能です。そのため、防音対策を考える必要はほとんどないと言われています。

電子ピアノの人気は、そういう理由からも来ているのではないでしょうか。


防音対策は「ほとんど必要ない」と書きましたが、それでは音量の問題の他に気をつけなければいけないことがあるのでしょうか。

ヘッドホンをつけての演奏もできるので、電子ピアノは騒音問題とは無縁と思われがちですが、実はそれでも騒音の問題は生じます。

問題は、鍵盤をたたく「打鍵音」とペダルの「操作音」

演奏者はヘッドホンをつけているので、あまり気にならないかもしれませんが、電子ピアノの「打鍵音」や「ペダルの操作音」は音量調節やヘッドホンで減らせるようなものではなく、「カタカタ」「ゴンゴン」といった響きや振動は意外と壁や床など建物を通して伝わってしまいます。

たとえばフローリングの上に電子ピアノを直接置いている場合、打鍵音やペダル音は床に伝わって振動し、かなり大きく響いて聞こえます。

電子ピアノの接地面である床は伝わる振動が大きく、マンションなどの場合だと、階下の人にとってはそれが騒音になってしまう可能性も。

この振動を防ぐことが、騒音の有効な改善方法となります。

電子ピアノの下にマットを敷く

電子ピアノの下にはマットを敷くことで、かなりの吸音をしてくれます。ただし、厚みのないマットですと、それほどの効果は期待できないでしょう。

カーペットを敷いた電子ピアノのイラスト床への振動を防ぐことができる「防振マット」や「防音マット」、「防音カーペット」といった色々な種類の商品が家具店やインターネットで販売されていますし、コルクで作られているマットも防音マットとして利用することができます。

防音マットの上に防音カーペットを敷いたりする等、それらを重ねて使用すると、より効果的です。

電子ピアノの鍵盤をたたいたときに、打鍵音がするのは変わりませんが、床が響くのはだいぶ軽減されるでしょう。

マットは壁との間に隙間ができないように敷くことが大切です。壁と床との隙間からも、音は振動して伝わってしまいますので。

インターネット上では、「防音マット」と「防音シート」という言葉が混同して使われていることがあるようですが、「防音シート」は床の防音対策用のものとしては安易に選ばないようにご注意ください。

防音シートは基本的に遮音シートなどの建材を指し、主に壁や天井内部の遮音材として使用されるものなので、じかに床に敷いただけではあまり効果がありません。

電子ピアノを壁から離して設置する

電子ピアノを壁にぴったりとくっつけて設置すると、その部分から振動が伝わりやすくなります。壁から10cmくらい離すと良いでしょう。

それでも気になるようでしたら、電子ピアノと壁の間に防音ボードを設置すると、さらに安心です。


騒音対策を終えたら、できれば階下の人やご近所の方に状況を確認することをおすすめします。

もしかしたら音が防ぎきれていないかもしれませんし、そうした場合には対策を講じていることを説明し、理解を求めておくことで、苦情やトラブルを避けることができるかもしれないからです。

防音・防振の対策をするのはもちろんですが、「できるだけ夜間や早朝には電子ピアノを弾かない」「音を出すときには必ず窓を閉める」「連続して長時間は弾かないようにする」などといった、マナーを守ることも大切なのではないでしょうか。

電子ピアノをレンタルするには

どうしても電子ピアノが必要になり、購入を検討しても費用の部分で負担が大きかったり、長期間に渡って電子ピアノを使用するのではなく、短期間だけの使用などであれば電子ピアノをレンタルすることも可能です。

電子ピアノをレンタルできるサービスはどんどん増えているので、インターネットなどで簡単に見つけることができるようになっています。

いろいろな種類の電子ピアノの画像電子ピアノをレンタルするには、そういったサービスを行っている会社に申し込みをして、実際に電子ピアノを配送してもらう日時を決めていきます。

どの程度の期間レンタルをするのかも契約することになりますが、電子ピアノのレンタルは1日だけといった単発のレンタルから、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、1年間など長期間に渡るレンタルも可能になっています。

費用に関しては、長期に渡るレンタルだと、その分割安になるような会社もあるので、例えばお子様がピアノを習い始めて上達するまで、しばらくの間レンタルしたいという場合には、かなり重宝するのではないでしょうか。

また、突発的なイベントで電子ピアノを使用したいという場合にも、重宝してくれるサービスだと言えるでしょう。

レンタルの際に支払う金額には、電子ピアノに万が一のトラブルが起きてしまったときの補償もしっかりと含まれているので安心です。

わざわざ電子ピアノを購入するのは「経済的な負担が大きすぎる」と感じている人は、このような電子ピアノのレンタルサービスを利用してみるのもオススメです。
⇒⇒ 電子ピアノ・エレクトーン<レンタル>サービス

会社によって扱っている電子ピアノの種類は違いますので、さまざまな会社のホームページ等を閲覧してみると良いでしょう。

YAMAHA(ヤマハ)の電子ピアノについて

ヤマハの電子ピアノの写真世界的にも有名なメーカーである「YAMAHA(ヤマハ)」。
学校の音楽室で、ヤマハ製のピアノを見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。

ヤマハは多数のグランドピアノを販売し、それを使用しているミュージシャンもたくさんいます。

そんなヤマハが培ったアコースティックピアノづくりの技術力は、電子ピアノにもバランス良く受け継がれています。

近年のモデルチェンジ以降、鍵盤のタッチや表現力がグランドピアノにさらに近づきました。

クラシックを中心に弾くような場合にヤマハの電子ピアノは最適で、初めて電子ピアノ購入する人や日頃グランドピアノに触れていて自宅用に電子ピアノを購入する人でも満足できるといわれます。

また、もっとも定番のメーカーと言えるので、安心感を求める方にもおすすめです。

下位・中位・上位モデルといった豊富で幅広いラインナップが魅力で、多彩な機能を搭載したアイテムが多いのも、ヤマハの電子ピアノの特徴の一つです。

中でも有名なのが、「Clavinova(クラビノーバ)」と「ARIUS(アリウス)」でしょうか。

「クラビノーバ」には、CLPシリーズとCVPシリーズがあります。

CLPは、音とタッチにこだわった機能的にはシンプルなタイプのモデルで、ピアノレッスンを主な用途としています。CVPはというと、自動伴奏機能やガイド機能などがついた多機能モデルになっています。

ピアノをこれからはじめたいという方には、CLPの機能でも十分といえるでしょう。

「アリウス」のYDPシリーズは、機能を絞ったシンプルな電子ピアノで、低価格でありながら基本性能が高く、最近人気があるようです。

その他にも、コンパクトでスタイリッシュさを追求したPシリーズや、アコースティックピアノ型のアクションが搭載されているアバングランドシリーズ等があります。

鍵盤について

価格帯によって電子ピアノの鍵盤の仕様は異なりますが、ヤマハの鍵盤は連打性に優れ、繊細な音色表現をつけられるのが特徴の一つです。

GHS(グレードハンマースタンダード)鍵盤 主に5万円~8万円クラスの電子ピアノ。低音部は重く、高音部では軽くなるように、音域によりタッチ感が段階的に変化します。
GH3(グレードハンマー3)鍵盤 主に10万円クラスの電子ピアノ。鍵盤ごとに「ダンパーセンサー」を搭載したことで、音切れすることなく高速の同音連打ができます。
GH3X(グレードハンマー3 エックス)鍵盤 主に15万円クラスの電子ピアノ。GH3鍵盤に「エスケープメント」を搭載し、ごく弱い力で鍵盤を押しこんだ時にグランドピアノのようにわずかな手ごたえを感じられるようになっています。
NWX(ナチュラルウッド エックス)鍵盤 主に20万円クラスの電子ピアノ。アコースティックピアノと同様に、一枚板から切り出したむく材を白鍵部分に使用した木製鍵盤です。
グランドタッチ鍵盤 主に25万円以上クラスの電子ピアノ。NWX鍵盤から構造が大幅に変化し、より反応性の高いタッチ感と強弱の幅をつけた演奏が可能です。

「象牙調仕上げ」は白鍵のみに、「黒檀調仕上げ」は黒鍵のみに施され、どちらも長時間の練習で指が汗ばんでも滑りにくい仕上がりとなっています。

クラビノーバは、ほとんどのモデルが木製鍵盤になっており、グランドピアノのようなタッチ感が得られるエスケープメント機能も搭載されていますが、アリウスにはこの機能が付いていません。

ピアノを長く続けていくことをお考えなら、当然クラビノーバの鍵盤の方がオススメとなります。

ただ、最近のアリウスには、GH3鍵盤が搭載されているモデルもあります。この鍵盤は、2世代ほど前のクラビノーバと同じものですので、とりあえず様子を見たいという方はアリウスを試してみるのも良いのではないでしょうか。

音について

明るい音とまろやかな音質がヤマハの電子ピアノの特徴です。

グランドピアノで演奏をすると必ず音色に余韻が残りますが、電子ピアノでは余韻を残すのが難しいとされています。

しかし、ヤマハの電子ピアノは、この余韻の部分がとても巧妙で、しっかりと余韻を含みながら演奏することができます。

クラビノーバとアリウスでは、音にも違いがあります。
もともと音源が違うのと、アンプ出力やスピーカーが異なるためですが、やはりクラビノーバの方が安定感のあるしっかりとした音になります。


また、電子ピアノはヘッドホンを使用すると音が分かりにくくなってしまうことがありますが、この部分に関してもヤマハの電子ピアノはしっかりと改善されています。

実際の生演奏と同じような音を楽しむことができるといわれているので、ヘッドホンを使わなくてはいけないような集合住宅などに住んでいる人にもおすすめです。

その他にも、アンプを使用した際の出力用もスピーカーに応じた音質のグレードアップなどが可能なため、幅広く使用することができます。

ヤマハで取り扱っている電子ピアノは、アンプの出力が30ワットと40ワットのタイプがあり、使用する目的や環境に応じて変えていくと良いでしょう。

Roland(ローランド)の電子ピアノについて

ローランドの電子ピアノの写真Roland(ローランド)という名前を聞くと、外国のメーカーかと思われがちですが、日本の大手電子楽器メーカーで、日本で初めて電子ピアノを製造したのが「ローランド」になります。

シンセサイザーや電子ドラム、アンプといった音響機器など、さまざまな楽器を作っており、電子ピアノの技術もローランドからスタートしたものが多く、世界的にも定評があります。

ほとんどのメーカーが、音量を調整するスイッチ等を英語表記にしている中で、ローランドの電子ピアノはひらがなとカタカナで表記されており、小さな子どもでも使いやすいのが特徴です。

また、電子ピアノですから、デジタルの部分にもこだわり、グランドピアノにはない機能を兼ね備えています。

ピアノを初めて練習する人のために、指番号やドレミ番号・コード名や音楽記号など、豊富な情報量でピアノを演奏しながら楽しむことができます。

曲を再生する際にはテンポを変更する事も可能ですし、練習を行っていく中で助かるメトロノーム機能や録音記録なども備わっているので、趣味として使用するだけでなく本格的にピアノの上達を願っているという人にも人気があります。

鍵盤について

ローランドは、グランドピアノ特有のクリック感を再現した「エスケープメント」機構をほぼ全モデルに採用。
音域の違いによる鍵盤の重さや、強弱の違いによる鍵盤の重みの感じ方など、多面にわたりリアルさを追求しています。

PHA-4スタンダード鍵盤 主に10万円クラスの電子ピアノ。この価格帯で象牙調鍵盤を採用したのはローランドが初めてです。「エスケープメント」も、この価格帯で楽しめます。
PHA-50鍵盤 主に15~25万円クラスの電子ピアノ。木材を使用したハイブリッド構造鍵盤で、木製鍵盤のタッチ感と樹脂鍵盤の丈夫さを両立しています。
ハイブリッド・グランド鍵盤 ローランド最高峰の鍵盤。ハンマーに指の力が伝わりやすく、より繊細な音を表現できます。ハンマー自体の形状も変更され、弾き応えも向上しています。

ローランド独自の技術により誕生したハイブリッドタイプの鍵盤は、鍵盤中央の樹脂を両側から木材で挟みこむ構造になっており、「木製鍵盤の重さ」と「樹脂製鍵盤の耐久性」を兼ね備えています。

また、鍵盤の支点にも注目し、弾く位置による違和感がないような構造が練られています。

ヤマハやカワイと比べると少し軽めに感じる鍵盤ですが、戻りが早いのでテンポの速い曲の演奏も不便に感じるようなことがありません。

強弱に対する反応がよく、滑らかな音の変化を表現することが可能です。

音について

広がりのある伸びやかなローランドピアノの音は、世界3大ピアノメーカー(スタインウェイ、ベーゼンドルファー、ベヒシュタイン)をはじめとする世界中のコンサートグランドの音を分析することで作り上げています。

立体音響も手がけている会社だけあって、小さい音やヘッドホンで聴いたときの音の立体感、強弱変化は一番といえるでしょう。

ローランドの最大の特徴は音源で、現在『モデリング音源』を採用している唯一のメーカーになります。

モデリング音源とは、グランドピアノの発音原理をデジタル技術で再現したものです。

ピアノの鍵盤を弾いたとき、内部では「ハンマーが弦を叩く」⇒「弦に振動が伝わる」⇒「その振動がフレームに伝わる」⇒「響板が響く」といった一連の流れがあって発音しています。

その流れを電子ピアノの中でシミュレートすることで、リアルな倍音や奥深い響きを生み出すことができるんです。

ただし、モデリング音源は上位モデルでしか採用されておらず、価格も一気に跳ね上がります。


ローランドは、様々な部分にこだわって電子ピアノを選びたいという人や、クラシックばかりではなくポップスを演奏することが多いという人にピッタリのメーカーです。

まず音にこだわり、オーケストラで使用するような美しく繊細な音色が出ることはもちろん、タッチにこだわりたいという人のために演奏しやすいような工夫も凝らされています。

また、どちらかというとコンパクトなモデルが多く、演奏を楽しむだけでなくデザインを楽しむこともできます。

CASIO(カシオ)の電子ピアノについて

カシオの電子ピアノの写真電卓や時計などの電機メーカーとして有名な「CASIO(カシオ)」ですが、実は電子ピアノの分野でも30年以上の経験があるんです。

楽器メーカーではないものの、電子ピアノの質は価格以上に高いものが多く、電子メーカーならではのデジタル技術が惜しみなく注ぎ込まれています。

他のメーカーの電子ピアノと比べてみると、同じようなスペックのものでもカシオならより安く購入できるということも少なくありません。

コンパクトなデザインやリーズナブルな価格帯の機種が多いのも魅力で、とにかく安さを求めるという方におすすめのメーカーともいえるでしょう。

お子様のピアノの練習用にというよりは、趣味で演奏したいという大人の方が購入されることが多く、キーボードでは物足りないという方に絶大な人気を誇ります。

カシオの電子ピアノの中でも有名なのが、スタイリッシュタイプのPrivia(プリヴィア)とキャビネットタイプのCELVIANO(セルヴィアーノ)でしょう。

Priviaは、自宅でも簡単に演奏を楽しむことができるように、コンパクトで鍵盤の操作も非常に軽いタッチとなっています。

上位機種である「Celviano」シリーズは、世界でも屈指のピアノブランドとコラボレーションしており、本格派ピアノをお探しの方にも注目されています。

鍵盤について

電子ピアノとアコースティックピアノの発音構造の違いは、鍵盤を押してから発音するまでのタイミングの違いとして表れます。

カシオの強みはというと、鍵盤を押し込んだ瞬間の微妙なタッチをセンサーが再現するという電子技術にあります。

これにより、タッチの違いによる発音や連打もフォローすることができ、アコースティックピアノに近い感覚での演奏が可能となります。

3センサースケーリングハンマーアクション鍵盤Ⅱ ハンマーの自重による独自のアクション機構を搭載し、確かな弾き応えと音域の違いによる鍵盤の重量バランスの変化など、ピアノの特性を再現しています。

音について

グランドピアノに比べると、電子ピアノは音色の響きが劣るといわれています。

グランドピアノは、すべての鍵盤にそれぞれ異なる弦が共鳴し、単音を弾いたときと和音を弾いたときとでは共鳴の仕方が異なりますが、カシオの音源はそれらをシミュレートし、グランドピアノに迫る自然な響きを実現しました。

天板が開閉できるタイプやスリットがあるタイプなど、グランドピアノの大屋根を開けたときのような広がりのある音色を楽しめる機能も搭載されています。

カシオの電子ピアノは、はっきりとしたシャープでクリアな音が特徴です。


指先の動きだけでなくペダリングもしっかりとこだわって作ってくれているので、とても満足度が高いといわれています。

カシオの商品は、楽器店よりも家電量販店で取り扱われることが多いため、定価より大幅に値引きされることがよくあります。

KAWAI(カワイ)の電子ピアノについて

カワイの電子ピアノの写真「KAWAI(カワイ/河合楽器製作所)」は、ヤマハとともに日本を代表するピアノメーカーの一つで、ピアノ販売で世界トップクラスのシェアを占めています。

カワイはもともと「最高級ランクのグランドピアノの音色やタッチを再現したい」という気持ちから電子ピアノを製作しているので、常にアコースティックピアノの最高位を目指し、電子ピアノの改良に取り組んでいます。

電子ピアノは、カタカナ英語でデジタルピアノとも呼ばれています。
どちらかというと電子ピアノという言葉が一般に浸透している印象ですが、カワイはデジタルピアノと呼称しています。

初心者におすすめのエントリーモデルから、基本的な性能(鍵盤のタッチや音色、同時発音数の多さなど)が高く、本格的なピアノの練習にぴったりのメーカーです。

現在、さまざまなメーカーから豊富な種類の電子ピアノが販売されていますが、どうしてもグランドピアノとは違い、鍵盤の戻りなどに不満を感じるという人が大勢います。

カワイの製品は、比較的グレードの低いスタンダードモデルから木製鍵盤が採用されているということだけを見ても、グランドピアノに近づけようとしているのが分かるでしょう。

プラスチックの鍵盤を叩くというイメージではなく、木製の鍵盤を叩くことによって鍵盤そのものが指と一体化され、演奏するのが楽しくなるような電子ピアノ作りを心がけているようですね。

ピアノを演奏する際にはタッチフィーリングがとても大切だと言われますが、カワイの電子ピアノはその部分にこだわっているので、本格的に音楽に取り組み、ライブなどを行っている人たちも購入しているようです。

鍵盤について

カワイの電子ピアノは、グランドピアノのタッチにこだわり、鍵盤の操作性がとても高いといわれています。

他のメーカーに比べて鍵盤はやや重めで、「鍵盤のリアルさにこだわりたい」という方におすすめです。

鍵盤の種類は3タイプあり、アクション構造もカワイ独自のもので、他メーカーとは大きく異なります。

RHⅢ(レスポンシブ・ハンマー・アクションⅢ)鍵盤 主に10万円クラスの電子ピアノ。すべての鍵盤に「鍵盤ウェイト」を搭載し、木製鍵盤のような重みのあるタッチ感となっています。他社製品と比べて、同価格帯では最高レベルの鍵盤といえるでしょう。
グランド・フィール・スタンダード・アクション鍵盤 主に17万円クラスの電子ピアノ。白鍵・黒鍵ともに木製で、グランドピアノと同じシーソー式の構造になっているので、リアルな弾き心地が得られます。
グランド・フィール・アクションⅡ鍵盤 主に25~35万円クラスの電子ピアノ。ハンマーを跳ね上げるシーソー式の構造で、鍵盤をゆっくりと押さえた時に感じるクリック感など、細部に至るまでグランドピアノに近づけています。

中級グレード以上のモデルに搭載されている木製鍵盤は、材質のみならず構造に関してもグランドピアノの鍵盤フィーリングを徹底的に再現しています。

音域での鍵盤の重さの違いはもちろん、強弱における押し込み感についても、リアルな質感にこだわっています。

音について

カワイの電子ピアノは、クリアな音質で深みのある音の響きが特徴で、低音は重厚感があり、高音はキラキラしています。

フルコンサートグランドピアノから細かく録音された音色が収録されているので、演奏を行った際の音色の余韻などもしっかりと楽しむことができます。


ラインナップがそれほど多くない代わりに、各モデルに搭載されている機能や性能がはっきりしています。

近年、電子ピアノはどんどん軽量化され、コンパクトになっていますが、カワイはそうしたことにはこだわらず、しっかりと重量感のあるデザインに仕上げています。